普段ジュースを飲みながらMacで作業をしているという方は少なくないかと思いますが、そんなときに注意しなくてはいけないのが、Macにジュースをこぼしてしまうという事。
Macは電気を動力としているうえに精密機械でもあるので、ジュースをこぼしてしまうのは絶対に避けなくてはいけません。
そのため、本来であればMacのそばでジュースを飲むこと自体がNGなんですが、ついつい飲んでしまいますよね?
そこで今回は、万が一Macにジュースをこぼしてしまったときの対処法について紹介していきたいと思います。
水濡れは正しい方法で対処しないと即故障の原因となってしまうものでもあるので、Macユーザーは今回紹介していく内容をしっかりと把握しておくようにしましょう。
Macにジュースをこぼしてしまったときはこの順番で対処しよう
万が一Macにジュースをこぼしてしまった場合、適切な対処を出来るだけ素早くおこなわなくてはいけません。
できることはそこまで多くありませんが、いかに早く対応できるかだとても重要になってくるので、これから紹介する対処法をできるだけ早くおこなってあげるようにしてください。
1. 電源を落として電源コードを外す
Macにジュースをこぼしてしまった場合、まず初めにやるべきなのが電源を落として電源コードを外すということです。
Macの中にはさまざまな精密機械が搭載されていますが、電源コードを指したままだと電気が通っている状態になるので、それらの精密機器類がショートしてしまいかねません。
これらの精密機器類がショートしてしまうと自力での対処はほぼ不可能になってしまうので、Macにジュースをこぼしてしまったら、まずは電源を落としてコードを抜き、電気が通らない状態にすることを優先しておこなうようにしてください。
また、電源コードのみではなくバッテリーを取り外す事も重要ですが、比較的新しいMacの場合は内蔵式になっているために自分で簡単に外す事ができません。
ですので分解ができない場合は即Macの修理店に相談しましょう!
2. タオルでジュースを拭き取る
Macの電源を落としてコードを抜いてMacに電気が通わない状態になったら、次にこぼしてしまったジュースをタオルなどで拭き取っていきます。
ジュースが本体内に残っていると腐食が進んでしまうので、しっかりと拭き取るようにしてください。
Macにジュースをこぼしてしまったときに絶対にやってはいけないこと3つのこと
Macにジュースをこぼしてしまった場合、とにかく素早い対処が必要になってきます。
しかし、ほとんどの方が焦ってしまうあまり、本来やるべきではない間違った方法で対処しようとしてしまいがちです。
それらの間違った対処法は余計に事態を悪化させてしまう要因になりかねないので、絶対にやらないようにしてください。
Macにジュースをこぼしてしまった場合の間違った対処法は以下の通りです。
本体を動かす
Macにジュースをこぼしてしまった場合、本体を動かしてはいけません。
というのも、本体を動かすとジュースで濡れる範囲が広がってしまい、事態が悪化してしまうからです。
なので、Macにジュースをこぼしてしまった場合は、できるだけ本体を動かさないようにしましょう。
本体を振って水を出そうとする
Macにジュースをこぼしてしまった場合、中の水分を出そうとして本体を振る方がいますが、本体を振るのは絶対にやめてください。
本体を振ってしまうとジュースで濡れる範囲が広がるため、症状が悪化してしまいます。
なので、絶対におこなわなわず、すぐにAppleやMacの修理をおこなっている修理店に修理を依頼するようにしてください。
乾かす
「乾かす」というのも、Macにジュースをこぼしてしまったときにやってしまいがちな間違った対処法の一つです。
というのも、ジュースをこぼしてしまった場合、乾く前に修理することが何より重要になってくるからです。
ジュースをこぼしてしまうと時間が進むにつれ腐食も進んでしまうため、できるだけ早く修理を依頼し、特殊な洗浄をおこなってもらう必要があります。
インターネット上にある情報で「乾かす」という間違った情報が出てしまっておりますが、完全な間違いになりますので絶対に乾燥させないようにしましょう!
2つの手順を実践してもMacが正常に動作しないときは?
Macにジュースをこぼしたときにおこなうべき2つの対処法について紹介してきましたが、ジュースなどによる水濡れは深刻な事態を招きかねないので、自分で対処するのではなく、修理店などに適切に処理してもらうのが一番です。
修理店では特殊な方法を用いてジュースで濡れてしまった本体内の洗浄をおこないます。
本体内にジュースが残ったままだと腐食がどんどん進んでいってしまうので、一刻も早く本体内をしっかりと洗浄してあげる必要が出てくるわけです。
そのため、Macにジュースをこぼして濡らしてしまったときには、できるだけ早く修理店に持ち込むようにしましょう。
ジュースなどによる水濡れからMacを守るためには
Macにジュースをこぼしてしまった場合の対処法を把握しておくことはとても大切なことですが、それよりも大切なのが水濡れからMacを守る予防策です。
Macを水濡れから守る予防策にはどういった方法があるのでしょうか?
Macのそばにジュースをおかない
Macを水濡れから守る最大の予防策は、Macのそばにジュースをおかないことです。
Macの周りにジュースをおかなければ、Macが濡れてしまうことありませんよね?
離れた場所で飲むか、サイドテーブルなどを用意してそこにジュースをおくなどして予防するようにしましょう。
キーボードカバーを使う
MacBookの場合、キーボードのボタンとボタンの間にはわずかなすき間があります。
そのため、キーボードにジュースをこぼしてしまった場合、そこからジュースが侵入してしまいます。
キーボードの裏には基盤などの精密機械がビッシリとつまっているので、そこにジュースをこぼしてしまうのは厳禁だと言えます。
そのため、MacBookのキーボードにはキーボードカバーをつけ、万が一ジュースをこぼしてしまってもキーボード裏の基盤部分にジュースが侵入してしまわないよう対策を講じておくようにしましょう。
まとめ
Macのような精密機械には水濡れは厳禁です。
そのため、多少の対処は自力でおこなうことはできますが、それで十分に対処することは難しいと考えておいてください。
基本的にはきちんと修理店に修理を依頼し、本体内を洗浄してもらうなどの対処が必要になってきます。
そのため、ジュースをこぼすことによる水濡れはそれだけ深刻な被害をもたらすものだということを理解し、普段から予防しておくようにしてください。