AppleのノートパソコンMacBook Air 13インチA1466の画面故障で修理の依頼がありました。
【故障のご相談内容】
MacBook Airの画面上半分に白い線が入った。
特に何かした記憶はないが、しばらくパソコン上に本を上げていた。
との事でした。
MacBook Airをお預かりし調査をさせていただきましたが、白い線というよりは帯が入った表示不良という感じですね。
このように画面に白い線や表示不良が発生してしまう理由はいくつかありますが、大半が画面自体の故障です。
画面以外にも故障の可能性はありますが、液晶ケーブル故障、ロジックボード故障の可能性もあります。
今回のケースでは画面の半分程度が見れなくなっている状態ですが、MacBook Air内にデータが残っていることはすぐにわかります。
今までの経験から判断するとパネル自体に衝撃が加わり白い線や表示不良が起きてしまったと思われます。
MacBook Airの液晶パネル部分だけを交換させていただきましたが、白い線はなくなり全体が見えるようになりました。
データに関してはそのまま残した状態で返却となりますのでお渡し後はすぐにMacBook Airが使える状態になっております。
今回のMacBook AirはA1466となりますので最終型は2017年モデルとなりますが、2017年以降に発売されているMacBook Airで画面に白い線が出た場合も基本的な修理方法は同じです。
画面に白い線が入ってしまった場合に自分で確認できる事とは?
画面に白い線が入ったり表示不良が出ている場合自分である程度の故障の切り分けをすることも可能ですが、その際は外部モニターに接続をしてみましょう。
MacBookAirの横にHDMIの端子があると思いますが、パソコン側のHDMI端子と外部モニター側の端子に接続します。
外部モニター側で画面に白い線が表示されず問題なく映るようでしたら、MacBook Air側の液晶故障の可能性が最も高いです。
画面に白い線が入った場合は自分で直すことができるのか?
液晶交換を行うという前提ですが、MacBook Airの液晶交換は修理難易度としては高いと思います。
液晶交換には大きく分け液晶上半身と液晶パネル部分の交換に分かれますが、修理難易度としては上半身交換をした方が作業としては簡単ですが、その分必要のないパーツ交換も含まれてくるので修理料金としては高くなるでしょう。
また自分で分解をして修理を行うことができれば最安修理になることは間違いありませんが、他のパーツを損傷させてしまうデメリットもありますので注意が必要です。