MacBook TOPCASE交換 JPからUS配列に変更


MacBook 12をお使いの方よりトップケース交換のご依頼がありました。

【故障のお問い合わせ内容】
 故障ではありませんが、MacBook 12をUS(米国)キーボードへ交換することは可能でしょうか?
との事です。

 

TOPCASE交換とはどういったものかを簡単に説明させて頂きますと、ノートパソコンは上半身と下半身に分類され、下半身側を基本的にTOPCASEと呼びます。
キーボードの周りについているアルミボディ、トラックパッドまでも含めた物全て交換する事をTOPCASE交換と呼びます。

お問い合わせにもありますが、故障ではなくトップケース交換をされる方が意外にも結構多く、日本語配列から英語配列、英語配列から日本語配列など異なる言語に交換する場合にトップケース交換が必要になります。
昔のMacの場合はトップケース交換をしなくてもキーボード全交換のみで異なる言語に簡単に交換することができましたが、最近のアルミボディのMacに関しては言語によってキーボードの形状が異なり、キーボードがはめ込み式になっているために他の言語に交換する際はアルミボディにうまくはまらないようになっております。
ですので、キーボードを他の言語に交換したい場合は簡単に交換することができなくなってしまいトップケースごと交換しなくてはいけないのです。 

 


画像で確認していただければわかりますが、TOPCASEごと交換をした状態になります。
外れているTOPCASEのトラックパッドがありませんが、元のトラックパッドを交換先のTOPCASEの方に移植をさせていただきました。
もちろんロジックボード、スピーカー、マイクといった細かいパーツも全て新しく用意したTOPCASE側に移植をする必要があるために、TOPCASE交換はほぼ全バラしの状態までする必要がある為に、修理としては結構大変な内容になりますね。 

エンターキーあたりを見ていただければ言語によって形状が大きく異なるのが確認できますね。

まとめ

今回のトップケース交換はMacBookでしたが、MacBook Air、MacBook Proに関しても異なる言語に交換する場合はトップケース毎の交換が必要となります。

Macはパソコンを新品で購入する際は言語の選択ができるようになっております。
今回の場合は購入した後に異なる言語に変更となったために修理代金もしくはカスタマイズ料金が発生しておりますが、最初から言語が決まっているようであれば本体購入時の価格のみで言語の選択ができますので最初の選択が非常に重要になりますね。
後からトップケース交換をしたい場合は数万円の予算がかかってしまいますので、予算に余裕がある方は後からでも良いのかと感じます。
また、ジュースをキーボードの上にこぼされた場合はキーボードの交換をする必要がありますが、修理のついでに異なる言語に変更(TOPCASE交換)に変更される方は意外と多くいらっしゃいますね。

 

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