キーボードが効かない、反応しない場合は交換が必要です!


MacbookProのキーボードが勝手に連打されるという事で修理の依頼をして頂きました。

 

【 お問い合わせ内容 】
電源を入れるとログイン画面が表示されますが、キーが勝手に連打されるためにパスワードの入力ができません。
ですのでMacを使うことが不可能です。
iPhoneでこの症状を調べるとどうやらキーボードの故障で連打されるとありましたがいかがでしょうか?
との事でした。

 

お問い合わせにもありますが、キーが勝手に連打されてしまう症状はMacを代表する故障トラブルでもありますが、大半はキーボードの故障で起きてしまいます。
内容から判断する限りでは部品交換が原因と思われますので調査をしていきましょう。
今回依頼をしてくださったお客様は県外の方となりましたので、当店までは宅配便を利用していた送っていただいております。

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MacbookPro A1286のキーボード交換をさせて頂きましたが、勝手に連打、押されてしまう症状はなくなり、正常に入力できる事が確認できました!
部品交換をした場合は「キー」を1つづつ入力していき、すべての「キー」をチェック致します。
あまりないですが、ごく稀に1箇所だけ効かないなどの初期不良がありますので当店では必ずチェックするようにしております。

この年代のMacbookProのキーボード交換をする場合は、キーボードだけでネジ50個くらい外しますのでかなり大変ですね。
上記の画像は取り外しをしたキーボードが上にありますが、「キー」の隙間が丸い部分にネジが全てはまっておりますのでこの部分のネジを全て外していく必要があるために作業としては大変です。
Macのキーボード交換をしているところを見たい方はこちらを参考にしてください。

 

キーが連打されてしまう場合はどこの修理をするのか?

ほとんどの確率でキーボード交換をすれば改善しますが、ロジックボード側の故障で連打されてしまっている事も考えられます。
その場合は想定していたよりも修理代金がかかってしまう事もありますので修理をするか買い替えをするか選択しなければなりません。

 

キーボードが勝手に押される、連打されてしまう原因は?

水没による故障とパーツの劣化による故障がほとんどですが、水没による故障もかなり多いために注意が必要です。
キーボードが水没し故障してしまうと勝手に連打されるようになったり、一部だけ押せないといったこともあります。
Macを使っている時に横に飲み物を置いてこぼされてしまう方は非常に多くいらっしゃいますが、タオルで拭き取った、ドライヤーで乾燥させたら使えるようになったからといってそのまま使っていくのは非常に危険です。
水没の場合は飲み物をこぼす量によってはキーボード下にあるロジックボードまで液体が到達してしまう事もあり、時間の経過とともに腐食が始まり1ヶ月後に電源が入らなくなったというケースもありますので、水没でキーボードが連打されるようになった場合は注意してください。

 

キーボードが勝手に連打、押されてしまう場合に自分で対処できる事は?

おそらくありません。(分解が必要です)
今までの経験からするとキーボード交換をしない限り改善することはなく、PRAMクリア、リセット系で直るような事はなかったと思います。
もちろん自分で直される方もいらっしゃいますが、リスクを考えると修理店に相談をされた方が無難な気がします。
アルミボディのMacになってからはキーボードの交換はかなり大変になっており、ロジックボードまで取り外すほぼ全バラシが必要になってしまいますので。
もし分解ができる方でしたらキーボードとロジックボードを接続している配線を外してしまえばキーボードの連打を止めることが可能です。
配線を外すことができたらデスクトップ用のキーボードをUSBで接続すれば使い勝手は良くありませんがMacを使うことも可能です。

 

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