MacbookAirのキーボードに飲み物をこぼしてしまい入力不良が起きてしまった方より修理の依頼がありました。
また、購入時のキーボードの仕様はJISでしたが、今回はお客様の要望でUS仕様に変更することになりました。
トップケースとは?
トップケースとはパソコン業界では普通に使われている言葉ですが、一般の方では馴染みのない言葉ですね。 パソコンは大きくパーツを分けると上半身(液晶側)と下半身(キーボード側)に分かれますが、トップケースは下半身側を指します。
また、下半身にもトップケースとボトムケースに分かれており、トップケースはキーボード、トラックパッド、周りの外装部分を含めた全ての事を読んでおります。
画像で確認をして頂いた方がわかりやすいと思いますが、これがMacbookAirのトップケース交換をした状態になります。
トラックパッドは元の部品を使用(移植)しているために穴が開いた状態です。
トップケース交換ではなく、キーボードだけを交換できないの?
キーボード故障だけの場合であれば、キーボード単体で交換ができるのですが、言語が異なる部品に交換する場合はトップケース交換が必要になります。
理由はJIS、USで「キー」の数が違うのと、形状が異なるからです。
MacBook Air 問わずアルミボディのMacのノートパソコンは、キーボード周りの骨組みが決まってしまっているために形状が異なるとはまらないのです。
一般的にJISキーボードの場合は「Enter」キーが縦長に対し、USの場合は横長になっております。 ですので異なる言語に変更する場合はトップケース交換が必要になるのです。
Macは新品購入する際にキーボードの言語を選択できるオプションがありますので英語キーボードで使いたい場合は最初から指定をする必要があります。
今回のように修理やカスタマイズで異なる言語に変更する場合はトップケース交換が必要になるためにどうしても費用はかかってしまいます。
ただし今回のように修理をするついでにトップケース交換を行う場合は結局はお金がかかりますので選択としてはアリかと思いますね。
当店ではJISからUSに変更する、USからJISに変更など異なる言語のキーボードに変更は可能です。 故障ではなくてもカスタマイズされる場合は当社までご相談くださいませ。