先日macbookpro A1226の修理のご依頼がありました。
【mac故障のお問い合わせ内容】
電源起動はするが、液晶が真っ暗で操作が不可能な状態になってしまった。
うっすらディスプレイが見える気もするが、操作困難な状態。
パソコンが到着し実際に調査をさせていただきましたが、最初は単純に液晶パネルの故障かな?と考えておりましたが、実際には液晶の故障ではありませんでした。
macbookpro A1226の液晶パネルはLEDのバックライトが使われており、今となっては当たり前になっているLEDの液晶ですが、当時のmacからすると大変珍しい液晶になります。
windowsのパソコンではこの時期はまだCCFLのバックライトの液晶でしたので、さすがAppleといった感じです。
通常液晶周りの故障で画面がうっすらになる場合はバックライト故障、インバーター故障の疑いがありますが、LED液晶の場合は液晶パネルごとの交換となります。
当初の見解では液晶交換かなと感じ早速液晶パネル交換を行ったのですが、画面が正常に表示することはありませんでした。
このようなパターンは今までに何度も見てきましたが、大抵は液晶ケーブルかロジックボードの故障の疑いがあります。
さらに分解をしていきましたが、故障箇所を発見いたしました!
ロジックボードの回路基板がショートし焦げてしまっている為に映らない状態でした。
macのロジックボード故障の場合は交換か、修理となるのですが、故障具合によっては修理を行うことも可能です。
もしロジックボードの故障となると修理代金が高額のために、当店ではあまりお勧めはしておりません。
最終的にはお客様に修理の可否を決めていただくのですが、今回は交換ではなく、修理で対応することができるとご説明をさせていただきました。
【ロジックボード修理後の画像】
ロジックボード修理後は正常に液晶が表示されることが確認できました。
ロジックボードの修理はメーカーで行うとかなり高額な修理代金となってしまいますが、今回の修理のように交換ではなく、修理ができる内容であれば、修理代金を抑えることが可能となります。
メーカーや他店にて高額な見積もりのために修理を諦めてしまった場合は、当店で格安修理ができる可能性がありますのでお気軽にご相談ください。
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