MacbookProの水漏れ修理 問い合わせから修理完了まで


Macをお使いの方でジュース、コーヒー、お酒などをこぼされてからMacの調子が悪くなった場合は参考にしてください。
問い合わせから修理完了までの流れを説明しております。

 

この度、MacBook Proの修理に関して見積りを頂けたらと思いご連絡致しました。
私の住んでいる地域の都合上郵送後の実物を見ての見積もりしかできない修理業者が多く、持ち込みで症状を見てもらえる店舗も近隣に無く困っておりました。

できるだけ分かりやすいように素人ながら詳細に記入していますので、お手数おかけしますが宜しくお願い致します。

■原因

・水濡れ

■故障までの経緯

ーー7月9日ーー
・リュックサックにMBPを縦向き(充電コネクタが下側)に入れており、そのリュックと水筒を友人に預けていた。
・友人がリュック内のMBPの上に重なるようにに水筒を横向きで収納。
・その1時間後に荷物を受け取り中身を確認したところ水筒から緑茶が漏れていた(およそ100mlほどだと思います)
・急いでMBPを取り出したが外側が濡れていなかったので油断しそのまま6時間ほど放置
・その後電源を入れたところシステムは起動するが画面が出力されない
・電源を切りボトムケースを外したら水滴を発見したので拭き取り、除湿機と扇風機で一晩乾燥
ーー7月10日ーー
・試しに電源を入れてみたところ問題なく起動、画面も出力された。
・念の為、再度電源を切り、除湿機と扇風機で乾燥
ーー7月11日ーー
・仕事でMBPを使う必要があったので起動し4時間ほど作業するが通常通り動く
・ある時点で充電ケーブルを挿してみたところ、「充電ができません」という文字を確認
・NVRAMリセットやSMCリセットを8時間ほどの間で各10回ほど試す
・症状改善せず
・バッテリー残量が無くなり起動出来なくなる
・充電ケーブルを繋いでいればバッテリー残量0%でも起動出来るをことを確認
・しかし、その後は充電ケーブルを繋いでいても起動したり出来なかったり。
・起動しても途中で強制終了してしまう

■症状

・バッテリーが充電できない
・Magsafeは給電中のオレンジランプは点灯するので充電ケーブルには異常無さそう
・バッテリー残量があるうちは通常通り起動、作業できた。
・起動中充電ケーブルを繋いでも「充電できません」と表示される
・現在はバッテリー残量がなくなり、起動できない
・充電ケーブルをつないでいれば、起動出来たり出来なかったりする
・起動できても途中で電源が切れる

■当方で行った対策

・NVRAMリセット
・SMCリセット
・ボトムケースを外して水滴の拭き取り
・電源切後の乾燥

■その他

素人目ですが水濡れ後2日目に再度ボトムケースを開けてみると、ロジックボードに白いカビ(サビ?)らしきものが何箇所かにありました。
エアダスターを吹き付けたり、接点復活剤を塗布した綿棒で拭いたりして目に見える部分は掃除しましたが症状改善せずです。

との事でした。


当社には毎日のようにこのようなお問合わせを頂きますが、上記のお問合わせ内容はかなり細かくなっております。
人によっては「水没」「ジュースをこぼした」など短い文章のみでお問合わせを頂きますが、上記までとはいきませんができる限り詳細を記載して頂いた方が見積もりも詳細に出しやすくなります。

パソコンを当社まで送って頂き分解調査をさせて頂きました。
水没の場合は時間との勝負ですので優先的に調査をしております。
裏蓋を開けるとお問合わせ内容にもある通り、ロジックボードのチップ部分に青サビを見つける事が出来ましたが、ここが原因で起動がうまく出来ないのは明らかです。
ですが、実際にロジックボードの修理ができるか出来ないかは修理をしてみないとわからないためにこの時点で見積もりを出させて頂きました。





結論としては上記の画像のように修理完了となりました。
液体をこぼされる場合はキーボード上が最も多く、その場合はロジックボード修理以外にキーボード交換も必要になってしまう場合があり修理代金が高額になる可能性もありますが、今回の場合はキーボードに水没は見られなかったために最低限の修理で対応する事が出来ております。

まとめ

当店に送って頂く前にお客様である程度対処してくださっておりますが、間違いもありますので指摘しております。
当方で行なった対策という所に「乾燥」とありますが、水没の場合は適切な対処をしてから乾燥しないと逆効果になってしまいます。

目に見える部分をタオルなどで拭き取ることは問題ないですが、実体顕微鏡などで水没箇所を見るとよく拭き取れていない場合が多いです。
Macのロジックボード上にあるチップは1mm程度の物も多くありますので、その隙間に液体が残っている場合があり、液体を除去しきれていないと腐食、サビにつながってしまい、最終的には電源が入らないといった事に繋がりますので注意が必要です。
Macの水没故障は一番厄介なケースでもありますので、予算次第では専門店に相談した方がかえって安く済む場合がありますね。

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