Macのトラックパッドが効かない、反応しない


先日MacbookAir13インチをお使いの方より急にトラックパッドのみが効かなくなってしまったと修理のご相談をして頂きました。
パソコンの状態を見てからでないと判断できない旨をお伝えし当社までMacbookAirを送って頂きました。

 

MacbookAirのトラックパッド故障の原因は何が考えられるか?

トラックパッドがいきなり効かなくなってしまった、全く反応しなくなってしまったケースは意外と多いです。
当社には今まで様々な相談をいただいておりますが、その中でも特に多い2つ内容を記載します。

まず1つ目はバッテリーの膨脹によりトラックパッドが押せなくなっている場合です。
MacbookAirのバッテリーはトラックパッドすぐ下にありますので、バッテリーが膨張してしまうと押せなくなってしまう事があります。
通常はトラックパッドをクリックするとクリック感がありますが、バッテリーが膨張しているとトラックパッドのクリック感がなくなるためにバッテリーの膨脹サインである事がわかります。

2つ目は飲み物をこぼしてしまった事による水没です。
MacbookAirはノートパソコンですので持ち運びがしやすいために、ついうっかり飲み物をキーボードにこぼしてしまう場合がございます。
飲み物をこぼしてしまってすぐにタオルで拭き取る動作はすると思いますが、問題なくそのまま使う事ができるためにメンテナンスなど一切せずに使うことって意外と多いですよね?
実はこのパターンが結構厄介で最悪重症になってしまう場合がありますのでご注意ください。

 

今回当社に依頼をしてくださった方に詳細の確認をした所、MacbookAirを水没させてしまっていた事が判明いたしました!
1ヶ月前にmacbookAirのキーボード下付近にオレンジジュースを少量こぼしてしまったらしく、そこが原因になっているのではと感じました。
分解をする前にパソコンは起動するのでキーボードが壊れていないか1個づつキーの入力チェックをしましたが、キーボードに関しては現段階では問題は出ておりませんでした。
次にトラックパッド交換を行いましたが、

あれ?効かない。。。

その後色々と調査をした結果、原因がわかりました!

 

トラックパッドケーブル故障


上記の画像が今回問題を起こしていたパーツになりますが、名称はトラックパッドケーブルになります。
先端の金色部分をよく見るとサビが回っている事が確認できますが、腐食しているために部品交換をさせて頂きました。

部品を交換し電源を入れチェックしましたが、問題なくトラックパッドとして機能する事が分かっておりますので今回はトラックケーブル交換で修理は完了しております。

 

まとめ

今までに何千台とMacの修理をしてきましたが、意外とトラックパッドの故障は少ないです。
ですが、電子部品のために壊れる時は必ず訪れますが、万が一クリックができなくなったり、全く反応しなくなってしまった場合は最近何かしてしまった記憶がないか一度確認をして見てください。
何も思いつかない場合、トラックパッド故障は自己解決が難しい部分になりますので修理店に相談されることをお勧めいたします。

MacbookAirのトラックパッド修理はこちら

 

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